性格にまつわる噂の対象となった30人の有名人

30位:生田斗真

生田斗真は、1997年のドラマ『あぐり』で子役として初登場した俳優である。2024年5月、妊娠9か月のファンから「出産が不安です」と相談のメッセージを受け取った際、生田が「じゃあ、旦那さんに無痛分娩をお願いしてみようかな」と返信したことで、ネット上で批判が巻き起こった。多くのユーザーがこの発言を「モラハラ」と批判し、「お願いしてみようかな」とはどういう意味なのか疑問視した。生田は後に「自分の言葉で傷ついた人がいたことを自覚しました。申し訳ありません」と謝罪したが、この出来事は彼の評判に大きな打撃を与えた。実際、この発言が表面化する前から、生田の「性格が悪い」という噂は存在していた。

2013年の映画『脳男』では、生田は二階堂ふみと共演した。監督の要求により、彼は二階堂を気絶させてしまうほど強い「絞め技」のシーンを演じ、撮影の激しさが浮き彫りになった。このエピソードが試写イベントで語られた際、生田が笑っていたとされ、多くの観客が不快感を覚えたという。また、生田が岡田将生の自宅を訪れた際、岡田が「寝室には入らないで」と言ったにもかかわらず、生田がわざとベッドに脇を押しつけたという逸話もある。それ以来、岡田は彼を家に入れなくなったと言われ、悪いイメージに拍車がかかった。2025年2月、生田は2013年から出演していたアリエールのCMを降板した。悲しむファンもいた一方で、歓迎する声もあった。「お願いしてみようかな」の発言は、今後も彼のキャリアに長く影を落とす可能性が高い。

29位:フワちゃん

フワちゃんは、2017年頃から注目され始めたタレントである。2024年8月4日、お笑い芸人・やす子が「やす子オリンピック。生きてるだけで素晴らしい、だからみんな金メダル!」と投稿したことに対し、フワちゃんは「あなたは素晴らしくないので遠慮してください!」と反応。この発言は瞬く間に拡散され、大量の批判を浴びた。8月11日には、芸能活動を休止する事態となった。以前からフワちゃんには「遅刻を繰り返す」「共演者への態度が悪い」など、性格に難があるとの証言が複数あった。また、フジテレビのスタッフに「ドーナツ食べろ」「サラダ食べろ」としつこく迫ったり、ツアーコンダクターの注意を無視して飛行機の座席をわざと倒したりしたという話もある。堂々と撮られるのは平気だが、隠し撮りされると激怒するとも言われている。

2017年頃、フワちゃんはフリーで活動していたが、その理由は彼女の振る舞いに関するトラブルだったとされる。若い頃、ベテラン芸人・松本人志の楽屋に無断で入ろうとし、スタッフに叱られたという。その後、事務所の重役が対応した際、フワちゃんはその重役の退室時に中指を立てたとされ、この件が原因で事務所を解雇されたという。これらを総合すると、彼女には非常に自己中心的な性格があると見なされている。やす子の件がなくても、いずれ干されていたという見方もある。2025年時点では、フワちゃんはほとんど芸能活動をしていないと言われている。

28位:ベッキー

ベッキーは、かつて「好感度ランキング」で5年連続1位を獲得したタレントである。2016年にゲスの極み乙女・川谷絵音との不倫が発覚して人気は急落したが、それ以前からすでに「性格がきつい」という声はあった。最盛期には、業界での評判が悪かったとも言われている。非常に裏表が激しく、スタッフを困らせていたとの話も多い。たとえば、『笑っていいとも!』出演時、携帯電話を持ってきてくれたスタッフにお礼を言わなかったという証言がある。『にじいろジーン』のメインMC時代も、後輩の佐藤唯に厳しかったとされる。

また、ベッキーは他の芸能人の恋愛事情を詮索し、「その子とは別れたほうがいいよ」と口を挟むこともあったと言われ、そのため「芸能界の警察」と呼ばれ、避けられていたという。こうした行動から、彼女の「いい子キャラ」は単なる戦略にすぎないとの見方も強かった。前述の通り、川谷との不倫発覚後、「センテンススプリング!」などのLINEメッセージが流出し、ベッキーは一時的に活動を休止。その年の年末には『ガキの使い』に出演し、激しい罰ゲームを受けた。2018年、ベッキーは元プロ野球選手の片岡治大と結婚し、現在は2児の母である。2024年のドラマ『獣になる前に』では金髪の暗殺者を演じるなど、女優としての活躍も増えている。過去に広まった「性格悪い」という評判も含め、ベッキーは芸能界で新たな立ち位置を築いているようだ。

27位:櫻井翔

元ジャニーズの嵐・櫻井翔は、後輩から「3秒でキレる男」と呼ばれており、他の嵐メンバーも常に気を遣っていたと言われる。ファンに対して冷たい態度をとったという逸話も多く、「ガムと唾を吐きかけた」「お前ブスだからどけと言った」といった話がSNSで語られている。2012年の『24時間テレビ』では、募金会場で他のメンバーが快く握手に応じる中、櫻井だけが「募金しに来たの?握手しに来たの?」と言って拒否したとされる。翌年の募金イベントでも、握手されないように腕を後ろに組んで立っていたという。

2011年、ドラマ『謎解きはディナーのあとで』のシンガポールロケでは、現地に集まったファンを無視し、海外メディアから「日本の妄想アイドル」と揶揄された。日本を代表するアイドルであるだけに、もう少しファンに温かく接してほしいという声は多い。

26位:向井理

向井理は、映画『BECK』での演技により2011年に新人賞を受賞した俳優である。穏やかで優しいイメージが強い一方、一部の芸人たちからは「性格がきつい」との証言がある。あるCMの打ち上げでは、向井が泥酔し、共演したお笑いコンビ・ニッチェに向かって「ブスなんだから早く帰れよ」などと言い放ったという。ニッチェは自虐ネタを扱う芸風のため最初は笑っていたが、あまりの暴言に場の空気は悪くなったとされる。

また、向井はテレビスタッフに対して冷たく、廊下で挨拶を無視したり、取材では最低限の返答しかしなかったりするという噂もある。取材を途中で「はい、終わりです」と切り上げて立ち去ったとも言われている。2010年には、前方不注意による追突事故を起こし、ファンには謝罪したものの、相手には詫びなかったという報道もある。これらの話から、彼の人気が出る前から「性格の悪さ」を感じていた人はいたようだ。それでも芸能界で干されずに活動し続けていることは、美貌の強みだと見る者もいる。

25位:小山田圭吾

小山田圭吾は、1989年にフリッパーズ・ギターの一員としてデビューしたミュージシャンである。2021年の東京オリンピック開会式の楽曲制作に選ばれていたが、過去のいじめ問題が再浮上し、大きな騒動となった。問題は、1994年の雑誌『ROCKIN’ON JAPAN』のインタビューで、小山田が障害のある同級生への虐待行為を自慢げに語っていたという内容にある。マットで巻いたり、排泄物を食べさせたり、段ボール箱に閉じ込めてチョークの粉をかけたりしたと述べていた。

組織委員会は当初続投を検討していたが、世論の怒りは収まらず、小山田は辞任。その後、音楽活動を一時休止した。2024年にはノンフィクション作家・中原一歩の取材に応じ、「すべてが真実ではない」と述べ、記事内容の一部を否定した。しかし、批判は止まず、「性格が悪い人物」という評価は今も広く語られている。

24位:ファンキー加藤

FUNKY MONKEY BΛBY’S のメンバーであるファンキー加藤は、ソロとしても長年活躍し、前向きなメッセージ性の強い楽曲で知られている。しかし、その一方で「性格が悪い」と指摘する声も多い。2013年に元マネージャーと結婚したが、2015年には不倫が報じられた。不倫相手はお笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣の当時の妻であり、彼女は加藤の子を妊娠し、その後柴田と離婚。加藤自身は離婚しなかったが、子どもを認知し、金銭的支援を行うと公表した。

元々女性好きで、結婚後も合コンに参加していたとされる。長年「自己中心的」と言われ、FUNKY MONKEY BΛBY’S 解散の一因になったと噂されている。収入に固執し、DJケミカルをアシスタントのように扱っていたという証言もある。こうした批判がある中、2020年に双子が生まれ、2021年にはモン吉とともにグループを再始動。2024年7月に『CDTVライブ!ライブ!』に出演した際には、否定的なコメントが多く寄せられ、加藤の名前がトレンド入りした。

23位:桑原彰

RADWIMPS の元ギタリストである桑原彰は、2024年10月に脱退した。以前からボーカルの野田洋次郎が彼の問題行動に悩まされていたと報じられている。桑原は暴露系YouTuber・ガーシーと親しくなり、2022年2月にガーシーが暴露動画を始めた際、たびたび出演。ガーシーから「クワ」と呼ばれ、野田に黙って一緒にバーを経営していた。

このバーは「芸能人が夜な夜な集まる怪しい店」と噂され、ガーシーに関係する女性たちも出入りしていたという。2021年9月にはモデルとの不倫が発覚して活動休止し、その後離婚。バンド脱退後、元不倫相手が関係を暴露した際、桑原は激怒したと言われる。ほかにも、転売ビジネスをしており、海外ツアーで大量に買い占めたTシャツを売りさばいていたという話もある。彼自身は「メンバーとの収入格差を埋めるため」と考えていたようだが、野田はこれを快く思っていなかったとの証言がある。

脱退後も転売やラジオなど様々な活動を続けているが、「性格は変わっていない」との声は多い。2025年1月には、RADWIMPS在籍時の低いギャラに不満を述べ、3月には「RADWIMPSは世界で一番嫌いなバンド」と発言。野田との関係修復は不透明なままだ。

22位:香川照之

香川照之は、日曜劇場などで個性的な役を多く演じてきた俳優である。女性スタッフへの暴行やホステスへの迷惑行為など、数々の不祥事が報じられてきた。2018年にはドラマの打ち上げで女性スタッフを呼び出し、暴行したと報道された。スタッフが「自分もやられた」と語ったという話もあり、暴力的な行動が常習的だったとの証言が複数ある。2019年には銀座のクラブでホステスの服を無理やり脱がせたなどの疑惑も浮上。2022年8月、これらの報道が再燃し、テレビから事実上排除された。

2024年、WOWOWのドラマ『連続ドラマW 左右』で主演を務め、復帰の兆しを見せた。しかし、2024年1月に「市川猿翁・市川段四郎 お別れの会」に出席した際、白髪の増えた姿が話題になり、老けた印象を与えた。数々の不祥事とイメージ悪化の中、香川照之が完全に復帰できるかは不透明である。

21位:若槻千夏

若槻千夏は、2003年頃に『クイズ!ヘキサゴン』などで活躍したタレント・元グラビアアイドルである。プラチナムプロダクションのマネージャーに対するパワハラが噂され、その性格のきつさが問題視されてきた。芸能界を一時離れたものの、2025年時点で20年以上活動しており、その間に約30人のマネージャーがついたとされる。『女性自身』によれば、あるマネージャーに「お前バカだな。本当に使えない」と怒鳴りつける声が聞こえたという。

2008年に芸能界を引退してアパレルブランドを立ち上げた。人気キャラクター「クマタン」は彼女の代表的なデザインとされているが、実際には別の人物が原案を作成したという報道もあり、若槻があたかも自分のオリジナルであるかのように振る舞ったことで摩擦が生じたという。この企画を仲介していたのは長年所属していたプラチナムプロダクションだったが、2024年8月に若槻は事務所を退所。かねてより噂されていた「扱いにくい性格」の存在から、事務所側は彼女が去ってホッとしているのではないかという声もある。

20位:堤下敦

インパルスのツッコミ担当・堤下敦は、目上には礼儀正しい一方、後輩には強く当たる傾向があり、「性格に難がある」と言われてきた。2013年には森三中の黒沢かずこが、堤下からいじめを受けていたと告白。2015年には、生配信番組で酒に酔って登場し、一般女性が「失恋した」と語った瞬間、「なんだよお前、ケンカ売ってんのか?」と突然キレ、視聴者を驚かせた。

2017年には2度の交通事故を起こして謹慎処分となったが、以前から人間性への疑問はあったという。2019年の『水曜日のダウンタウン』では、相方の板倉俊之が倒れたと聞かされても、確認に行く前にタバコを2本吸い続けたとされる。たとえ企画であっても、板倉は「こいつ最低だよ」とコメントし、堤下の「自己中心的」な性格がより広く知られるようになった。

19位:榮倉奈々

榮倉奈々は、2010年の映画『余命1ヶ月の花嫁』で新人賞を受賞した女優である。ボーイッシュな役から大人の女性まで幅広く演じる一方で、「性格が悪い」という噂もある。あるドラマの打ち上げでは、一度も共演シーンのなかった若手俳優に対して「挨拶もしてこなかったけど、あんた誰?」と言い放ったとされる。雑誌やランウェイで活躍していた時期には、「誰のおかげでこの雑誌が売れてると思ってんの?ふざけないで」と怒鳴ったという話もある。

ファンへの対応も冷たいとされ、「握手してください」と頼まれた際、「うるさい、一般人が話しかけないで」と返したという噂もある。真偽は不明だが、「火のないところに煙は立たない」という言い方で語られることが多い。私生活では、2016年に俳優・賀来賢人と結婚し、2025年までに2児の母となった。インタビューでは、子育てを通じて「社会の一員になれた気がする」「自分がどれほど守られた環境にいたか分かった」と語っており、母になったことで性格が柔らかくなったのではないかとも見られている。

18位:竹内涼真

竹内涼真は、『テセウスの船』や『君と世界が終わる日に』などで主演を務めてきた人気俳優である。しかし、「女性関係のトラブル」や「バラエティでの態度」から、性格に問題があるという噂がつきまとってきた。2020年6月、『FRIDAY』は、竹内が3年間交際していた吉谷彩子と別れ、三吉彩花に乗り換えたと報じた。当時、吉谷は竹内と同棲しており、彼の生活費を多く負担していたが、竹内はその費用を返さず、突然別れを切り出し、彼女を家から追い出したとされる。

また、交際中に複数の共演女優と浮気していたとも噂され、「共演者キラー」と呼ばれた。撮影現場ではナルシスト気質があるとされ、頻繁な自撮り投稿から「イケメン版NON STYLE井上」と揶揄されたこともある。2024年の主演作は『君と世界が終わる日に FINAL』のみで、以前から続くシリーズ物であった。こうした噂のせいで「干されているのでは」との見方も出ている。

17位:松嶋菜々子

松嶋菜々子は、1998年の『リング』をはじめ多くの作品で主演を務めてきた女優である。気が強く、自分の意見をはっきり主張するタイプとされ、テレビ業界では「扱いづらい女優」と言われてきた。若い頃から美貌で知られる一方、撮影へのこだわりが強く、「しみやしわはあとで消せばいいでしょ」といった発言が現場のスタッフを戸惑わせたという。しかし、彼女が出る雑誌は売れるため、オファーは途切れず、スタッフは苦労しながらも依頼を続けている。

2001年に俳優・反町隆史と結婚し、子どもとともに高級マンションに住んでいる。このマンションは「小型ペットのみ可」という規則があるにもかかわらず、家族は大家を説得してドーベルマンを飼っていた。2012年、その犬が近隣住民を噛んだとして訴訟に発展。ちょうどこの時期、松嶋は『家政婦のミタ』と同じ制作チームによるドラマ出演が決まっていたが、「娘の受験で忙しい」として急遽辞退。この出来事と近隣トラブルが重なり、さらにイメージが悪化した。10年以上経った現在も、当時の印象を引きずる人は多い。

16位:宮根誠司

宮根誠司は、『情報ライブ ミヤネ屋』などで知られる司会者である。女性週刊誌の「嫌いなMCランキング」では常に上位で、その理由として「ゲストへの不適切な反応」や「話を遮る癖」などが挙げられている。かつては関西の人気アナウンサーで、2004年に朝日放送を退社してフリーになった際、読売テレビの社員にスカウトされ、『ミヤネ屋』が始まった。しかし、その社員はすでに退職し、宮根への批判は次第に増えていった。

現場ではスタッフの動きに細かく口を出す一方、親しい人には「〜ちゃん」とあだ名で呼ぶなど態度が大きく変わると言われる。スタッフからは「話を聞かない」と不満が出ており、現場のストレスが増しているとの話もある。最近では、金曜日に休むことが多く、その際にはディレクター兼リポーターの西山耕平が代役を務めている。西山は現場スタッフからの評判が良く、そのため宮根の立場が揺らいでいるという声もあり、宮根本人の苛立ちにつながっていると言われる。こうした状況から、宮根誠司は現在「キャリアの転換点」にいると見られている。

第15位:設楽統

バナナマンのツッコミとして知られる設楽統は、近年数多くの番組でMCを務めている。2024年、「週刊現代」がテレビ業界関係者を対象に行った「スタジオで最も嫌われているMC」調査では、設楽が1位に選ばれたと報じられた。同誌によると、彼は「高圧的」と見なされることが多く、キャスティングの細かい指示を出したり、番組企画に対して現場スタッフが「時に非現実的だ」と感じる要求をしたりするという。多くの番組が限られた予算で動いているため、「本人が望むことが分かっていても実現不可能なことがある」というスタッフのコメントも紹介されている。

これらの事情を理解しているとされながらも、設楽はスタッフを叱責し続けるとも言われ、そのことが現場の疲弊につながっているという声もある。また、周囲を「イエスマン」で固めたがる傾向があるとの指摘も多い。さらに、番組から特定のタレントが離れた背景に、設楽の好みが影響しているのではないかという噂もある。設楽は、相方の日村勇紀や番組ゲストに辛辣なツッコミを浴びせる“サディスティック”なキャラとして知られているが、こうしたやり取りは番組の演出として認識されており、実際のいじめとは見なされていない。しかし、週刊現代のランキング結果は、設楽統の“いじり”が裏方スタッフにも向けられている可能性を示す証拠だと一部では受け止められている。

第14位:坂上忍

子役として天才と称された経歴を持ち、現在はコメンテーターとしても活動する坂上忍。毒舌キャラとして番組を進行する一方、「立場の弱い者だけを攻撃するいじめっ子」と評されることも多い。過去のバラエティ番組では、「ブスは家から出るな」「ブスが嫌いなんだよ」といった発言をしたとされ、フジテレビは「ブスが嫌い! ブスからの電話には出ない」「ブスッ! ブスッ! ブスッ!」といった着信音まで販売していた。しかし、これらの着信音は“失礼すぎる”として批判を浴び、2021年2月に販売を中止した。

同年3月、坂上は「バイキングMORE」でこの問題に触れ、スタッフの提案に従っただけだと説明したが、この発言は“責任転嫁”と受け取られ、さらに批判が高まった。こうした反発を受け、「バイキングMORE」は2022年4月に終了。終了前には、フジテレビ幹部が坂上によるパワハラを訴えていたという報道もあり、「理不尽に怒鳴る」との証言が出ていた。坂上本人は否定しているものの、世間のイメージは依然として厳しく、一度ついた「扱いにくい人物」という印象を拭うのは容易ではないようだ。

第13位:田中圭

『おっさんずラブ』をはじめ数多くのドラマに出演し、2021年には“最も活躍した俳優の一人”と評された田中圭だが、素行に問題があるとの報道も多い。酒とギャンブルを好み、売れる前には前借りをするほどだったという噂もある。ネット上では、女性に対して横柄な態度を取ったという話も広まり、飲み会で烏龍茶を頼んだ女性に「飲まないなら帰れ、邪魔だから」と言い放ったとされる。また、同じ場で「4億円稼いだ」と自慢したり、有名女優の本名を明かして“親しい関係”を主張したとも言われている。

2021年8月には、Exciteニュースが「年々態度が傲慢になっている」と報じ、テレビカメラの前では笑顔でも、雑誌インタビューでは不機嫌そうにしていたと指摘された。メディア対応でも横柄な振る舞いが多く、イメージ悪化は避けられなかったという。田中は2011年、女優・さくらが妊娠したことをきっかけに結婚。2018年放送の『ぐるナイ』では、「たくさん選択肢がある中で、今一番失いたくないのは妻」と発言したが、これが“できちゃった婚の背景を考えると違和感がある”と一部視聴者の反発を招いた。こうした言動が、彼の性格に関する否定的評価を強めている。

12位:村本大輔

村本大輔は、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」のボケ担当で、オンライン上では気難しいパフォーマーとして語られることが多い。彼はしばしば「性格が悪い」といった検索に上がる人物であり、最も物議を醸す芸人ランキングで2年連続1位になったと報じられている。村本はインタビューでファンを恋愛対象として追いかけてきたことを公言している。2019年には、AbemaTVの「指原莉乃&ブラックマヨネーズの恋愛総選挙 最低な男決定戦」に出演した際、「ライブで1,200人を笑わせたんだから、その中の一人とワンナイトしてもプラスだろ」と、一夜限りの関係を正当化したとされている。

村本はまた、SNSで政治的または挑発的な発言をすることでも知られている。2023年には、「事故が起きたときには、地元の人だけでなく日本全国が被曝してほしい」とツイートした。本人は善意で言ったとしているものの、その発言はしばしば誤解を招き、批判を集めてきた。またその性格に加え、思ったことを衝動的に口にし、場の空気や結果を考えずに発言することがあると報じられており、それが人々を不快にさせたとも言われている。2024年現在、村本は拠点をアメリカへ移している。彼は現在の状況について「しんどいけど、元気にやってる」と語っており、困難があっても自分の道を進み続けていることを示唆している。

11位:前田敦子

前田敦子は、元アイドルでAKB48の中心メンバーとして知られ、独立心が強くマイペースな性格で、難しい人物だと批判されることもあった。グループ在籍中は、他のメンバーと深い関係を積極的に作らなかったとされ、また寝過ごして握手会を欠席した際も謝罪しなかったという話がある。2011年の「情熱大陸」出演時には、スタッフの質問を避けたり、カメラから顔を隠したりする様子が見られたとされ、大島優子が隣で困った表情を見せていたことから、前田の行動は自己中心的と受け取られたという報道もあった。

AKB48卒業後、女優に転身してからも、その強い個性は注目の的となり続けた。2017年には、映画「探偵はBARにいる」で北川景子と共演した際、前田は北川が主演で自分が脇役であることに不満を抱いたとされ、現場の雰囲気が時折ピリついたという話もある。前田は2018年に俳優の勝地涼と結婚したが、お互いに強い性格がぶつかり合い、衝突が絶えず、2021年に離婚した。離婚原因は主に勝地のDV疑惑とされているが、一部では前田の性格も夫婦関係の難しさにつながったのではないかと指摘されている。

10位:東山紀之

東山紀之は、元・少年隊のメンバーで、現在はジャニーズ事務所の後継会社であるSMILE-UPのCEOを務めている。ジャニー喜多川によるメンバーへの性加害が広く報じられているが、東山の過去の行動についても疑惑がある。2005年に出版されたジャニーズ関連の暴露本では、東山が10代の頃、ジャニーズJr.のメンバーに対して不適切ないたずらをしていたとされ、ズボンや下着を脱がせたり、それを喜多川氏に見せたりしたという記述がある。

その本には、東山が「俺のソーセージを食え」といった性的に示唆的な発言をしたとも書かれており、メンバーから「ヒガシの露出狂」と呼ばれていたという話もある。東山本人はこれらの主張を否定しているが、喜多川氏に特に気に入られていた存在であったことは知られている。彼の行動は喜多川の影響を受けていた可能性もあると推測する声もある。2023年8月にジャニーズ事務所の社長に就任した際には、管理職としての経験不足や性格への不安から、業界関係者の間で懐疑的な声も上がっていたとされている。

9位:黒木瞳

黒木瞳は宝塚歌劇団出身の女優で、仕事の関係上ホテルに滞在することが多い。しかし、その振る舞いがスタッフの間で悪い評判につながっているという報道がある。セットメニューに不満を示してアラカルトを要求したり、マナー違反を指摘したスタッフを無視したといった話があり、忠誠心やプロ意識が重視される業界において、こうした行動は自己中心的だと批判されている。

2011年には、長年所属していたオフィス稲垣の社長・稲垣静江が急逝した後、黒木は自身の事務所であるポエムカンパニーリミテッドを設立し、そちらへ移籍したとされている。結果としてオフィス稲垣は経営難に陥り倒産してしまい、このことで黒木への批判が強まった。既婚女性対象のアンケートでは、「職場にいてほしくない美人女優」の2位にランクインし、藤原紀香に次ぐ結果となり、黒木へのパブリックイメージの悪さがうかがえる。

さらに、黒木の娘が青山学院中等部でいじめの中心となったとされる事件も報じられた。発覚時、退学処分となったのは黒木の娘だけだったが、家族の多額の寄付が学校側の対応に影響したのではないかという憶測が生まれ、「親が親なら子も子」といった批判が寄せられた。

8位:井上真央

井上真央は、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めた女優で、テレビ業界関係者の間では二面性がある人物と評されることがある。ある関係者は「話すとだいたい誰かの悪口。昼ご飯の箸の持ち方まで批判する」とコメントしたとされている。彼女は特定の行動を“いたずら”として扱うことがあるが、それが周囲を怒らせる原因になっていると報じられている。「おしゃれイズム」では、岡田将生が髪を触られるのが嫌だと知りながら触ったり、昼寝中の共演者をわざと起こしたといったエピソードが紹介された。

海外での仕事では、浴槽の水を溢れさせて隣の部屋まで浸水させてしまったとされ、その後の片付けを手伝わなかったという話もある。これについては、悪気のないイタズラではなく無責任な行動だと受け取られたという声もある。井上真央は5歳で子役デビューしており、幼い頃から芸能界にいたことが、こうした性格面に影響しているのではないかと推測する声もある。

7位:山口達也

山口達也は、ジャニーズのグループTOKIOの元メンバーで、アルコール問題に苦しみ、複数の暴力事件に関わったことで知られている。2012年放送の「5LDK」では、関ジャニ∞の横山裕が、酔った山口に殴られたと主張した。横山によれば、飲み帰りに山口が一般人と肩がぶつかったことで激怒し、その人物に掴みかかろうとしたため、横山が「代わりに俺を殴れば」と止めに入ったところ、殴られたという。山口は後にその出来事を覚えていなかったとも言われている。

2018年には、共演していた女子高生に酒を提供し、わいせつ行為を行ったとして逮捕された。これらの事件は、彼のアルコール依存と、酔うと自制が効かなくなる性質が原因だとされている。一連のスキャンダル後、山口は芸能界を引退。2025年現在は、アルコール依存や中毒に関する講演活動をしていると報じられている。彼のアルコール問題が、「性格に難がある」という評価を強めた要因だとする見方が多い。

6位:木下優樹菜

木下優樹菜は「クイズ!ヘキサゴン」などで人気を得たタレント・モデルである。2016年には「今夜くらべてみました」に出演し、中学時代に同級生を不登校に追い込んだとされるエピソードを笑いながら語り、ネット上で批判を受けた。木下は短気で男勝りな性格で、元ヤンとしても知られている。大人になってからも気性の荒さが残っており、一般人に対して怒りを爆発させたとされる話もある。

2019年には、妹が働くタピオカ店へInstagramで恫喝メッセージを送ったとして大炎上した。「おばたん」「事務所総出でやりますよ」などの発言が、中学時代のいじめを彷彿とさせると批判を浴びた。その後、木下は芸能活動を休止し、人気は低下した。現在は芸能界を引退したものの、TikTokやInstagramでは活動を続けており、Yahoo!ニュースなども彼女の動向を取り上げている。しかし世間の反応は辛辣なものが多く、性格への批判は根強く残っているとされる。

5位:濱口優

よゐこの濱口優は、2024年12月に松竹芸能を退所する予定だが、その理由は円満ではなく、さまざまなトラブルがあったとされている。濱口は短気で、マネージャーを人前で罵倒したことがあると言われ、パワハラによって約20人のマネージャーが辞めたとの報道もある。コンビ名「よゐこ」とは裏腹に、濱口にまつわるネガティブな逸話は少なくない。

あるエピソードでは、ヘッドギアの下に着る衣装が新品でないことに激怒し、「誰かのお下がりを着せる気か」と不満を爆発させたという。また気に入らない台本の撮影には「明日行かない」と拒否したこともあるとされる。今回退所するのは濱口だけであり、相方の有野晋哉は退所発表を12月28日の早朝に聞かされるまで知らなかったという。松竹側は12月31日の発表を求めていたにも関わらず、である。若手芸人によれば、よゐこは普段からほとんど会話をしないらしく、コンビ不仲説も浮上している。濱口がつねにトラブルと隣り合わせであることから、退所後も良好な人間関係を保てるのか疑問視されている。

4位:広瀬すず

広瀬すずは、2017年の映画『ちはやふる -上の句-』で主演を務めた女優で、2020年には文春の「嫌いな女優ランキング」で2位に選ばれた。1位の和泉ピン子に続く順位であり、それだけ世間からの不評が大きいことを示している。その一因とされるのが、2015年に17歳で出演した『とんねるずのみなさんのおかげでした』での発言だ。「普通に育ってたら照明さんになろうと思う?」という質問がスタッフへの侮辱と捉えられ、今もなおイメージに影を落としている。

裏方のスタッフからは、「あいさつしない」「常にスマホを見ている」「自分をシンデレラと思って言いたいことを言う」といった声があるとされ、この“照明さん発言”の印象が業界内で消えていないことがうかがえる。2024年には、中野太賀と共演した際、最初は好印象だったものの、ラジオで話した後に「ずっといい人だったから、好きじゃなくなったかもしれない」と発言し、ネットで「ひねくれてる」と批判を浴びた。思ったことをフィルターなく口にするタイプだとも見られている。2025年3月には山﨑賢人と破局したと報じられた。多忙によるすれ違いが理由とされたが、性格が影響したという憶測も出ている。

3位:斉藤慎二

斉藤慎二は、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバーで、以前は穏やかで優しいイメージがあった。しかし、女性関係やギャンブルによる借金疑惑など、さまざまなスキャンダルで名前が挙がることも多い。後輩には優しい一方、先輩や同僚とは衝突することもあったと業界関係者は語る。フルーツポンチの村上健志やパンサーの尾形貴弘と揉めたことがあるとされ、尾形を平手打ちしたというエピソードは衝動的な性格の象徴としてよく引用される。

2024年7月には、ロケバス内で20代女性への暴行で告発された。2人きりの状況でわいせつ行為をし、その後さらに同意のない行為に及んだと報じられている。昼間の出来事だったため、酒の影響はなかっただろうと多くの人が見ている。女性は示談を拒否し、2025年3月、東京地検は斉藤を不起訴処分とはせず、勾留しないまま強制性交等罪およびわいせつ行為で起訴すると発表した。吉本興業は契約を解除し、関連するYouTubeコンテンツも削除された。 ファンからは「泣きたい」「もう芸能界には戻れないだろう」といった衝撃と失望の声が上がっている。事件の重大さと裁判の進行を踏まえると、「性格が悪い芸能人」というレベルを超え、芸能界への復帰はほぼ不可能だと見る向きが多い。

2位:渡部建

アンジャッシュのボケ担当・渡部建は、早い段階で頭の良さと“芸能界のグルメ王”として知られるようになった。しかし業界の一部では「性格が悪い」と批判されていた。先輩や美人女性には礼儀正しく接するが、後輩や同年代の芸人には横柄な態度を取ることがあったという。まだ売れていない後輩に甲子園の席を確保させ、「どうせ暇だろ」と言い、交通費だけ払ったという逸話もある。有吉弘行は「すぐキレるし、本当に嫌なやつ」と評し、オリエンタルラジオの藤森慎吾も「渡部は嫌いな芸能人」と語っていた。

2020年9月の不倫騒動で批判は頂点に達した。結婚相手である佐々木希がいながら複数の女性と関係を持ち、六本木ヒルズの多目的トイレで会い、事後に1万円を渡していたという報道がされた。事件の詳細は世間の反感を強め、前述の甲子園の話も「ケチだからではないか」と解釈されるようになった。当時高収入だったにもかかわらず、その倹約ぶりが批判の的となり、イメージは大きく損なわれた。

渡部は2022年に芸能活動を再開したが、視聴者の間には依然として悪い印象が残っているという。どん底の時期に支え続けたのは妻の佐々木希と相方の児嶋一哉だったとされ、佐々木は離婚せず、2023年には第2子が誕生した。渡部はかつて児嶋を見下していたとの噂もあったが、コンビは存続している。性格が悪いとする声がある一方で、「変わろうとしているのでは」と見る人もいる。

1位:橋本環奈

橋本環奈は、2013年に“奇跡の一枚”が話題となり、一躍国民的アイドルとなった女優である。10年以上にわたって映画やドラマで主役級を務めてきたが、若い頃から特別扱いされてきたことが自信過剰につながったのではないかという業界の噂もある。2024年10月には、橋本のパワハラ疑惑を報じるメディアが複数登場した。日傘の使用タイミングに極端にこだわり、マネージャーに対して「使えない」と怒鳴ったという話がある。また、茨城のホテルから自宅までドライヤーを取りに戻らせたという主張もある。

さらに短期間に8人ほどのマネージャーが辞めたという話まで出ており、事務所が橋本専属のマネージャーを確保するのに苦労しているのではと憶測が飛び交った。ただし事務所はこれらの報道を否定しており、スタッフ構成を知るファンからも「8人も辞めるわけがない」と反論が上がっている。スタッフへの口調が強い、挨拶をしない、といった噂も絶えないが、どれも確証のない話である。

2025年には春の朝ドラ『おむすび』でヒロインを務めたものの、脚本の弱さから視聴率が振るわなかった。この失敗は彼女だけの責任ではないが、ドラマの低視聴率によって、彼女に関する否定的な報道が広まりやすい空気が生まれたのではないかと言われている。